vol.133

「教材活用の意義と成果など発表」日本教材学会、盛岡大会で
一般社団法人全国図書教材協議会名誉会長
日本教材学会会長
学校法人福山大学理事長
清水 厚実

 日本教材学会では、今年10月15、16日の両日にわたり、第28回研究発表大会盛岡大会を岩手県の盛岡大学で開催することにしている。

 初日は研究発表に合わせ、特別企画として、2つのシンポジウムを予定している。

 第一シンポジウムでは「開かれた教育課程と教材」として、地元盛岡の教育学者、教師などにより、今進められている教育課程と教材活用の意義、必要性などについて研究、協議する。

 第二シンポジウムでは「教材の今日的意義を考える」として、教育学者、教師、出版社・販売店が参加し、現在、教材が小・中・高校の現場並びに家庭でどのように使われ、教育成果を挙げているかについて研究、協議する。平成27年度の東京大会(東京学芸大学で開催)のラウンドテーブル「学校現場における図書教材活用に関する課題」では、小池英明(大分県協会会長)、谷合敬(全図協前常任理事)、丸行男(神奈川県(小学)協会前会長)の三氏による研究発表があり、今までの学会では見られなかった小・中・高校と家庭における図書教材使用の実態とその成果などが発表され、教材使用の実情が明らかにされた。今回はその第二弾として、学者、教師、出版社、販売店代表による研究発表「教材の今日的意義を考える」についてシンポジウムを開くことにしている。二日目は研究発表などを行う。

 今、教材はわが国のすべての小・中・高校と児童・生徒の家庭で使われ、「生きる力」をつけるため、有効に活用されているだけに、このシンポジウムの発表に期待が寄せられている。なお、盛岡大会には岩手県協会(橘内修会長)の全会員にも参加を呼びかけることにしている。

〜図書教材新報vol.133(平成28年5月発行)巻頭言より〜