vol.123

「土曜学習応援団」
一般社団法人全国図書教材協議会会長
佐野金吾

 このたび全図協は文部科学省の主催している「土曜学習応援団」の賛同会員として認められました。これからの企業の在り方として何らかの社会貢献が求められていますが、全図協の特色を有効に機能させた社会貢献としては、学校教育に対して何らかの協力・支援活動にかかわることと考えています。

 子どもたちが休日を地元でどのように過ごすか、その過ごし方が月曜日から金曜日までの学校生活に大きな影響を与えていることは学校関係者であれば誰でもが経験的に認めていることです。特に土曜日は教科教育を離れて子どもたちが豊な自然体験をしたり、地域の人々と触れ合いや交流活動に参加したりすることが重要です。そこで、全図協が「土曜学習応援団」の一員として認められたこの機会に、会員の皆さま方と学校との関係がより親密となる活動への取組みをお勧めします。

 「土曜学習応援団」の活動として文部科学省のパンフレットでは出前授業を事例としてあげています。もし、出前授業などの具体的な活動が可能であれば大いに推奨しますが、学校の求めている人材に関する情報、あるいは子どもたちが活用できる学習環境、教育資源などに関する情報を提供するだけでも学校にとっては強力な支援活動となります。

 次世代を担う子どもたちの育成に向けた地道な協力・支援活動を積み重ねていく中で会員の皆さま方と学校や地域との連携が深まり、企業のイメージの向上につながれば全図協の活動の充実に結びつきます。

 国や中央教育審議会では学校教育の在り方の根本的な見直しに取り組んでいますが、審議経過からは、今後、学校と地域社会との関係が大きく変化することが想定できます。会員の皆さまが地域社会の一員として学校教育に貢献する取組みは全図協の一層の飛躍・発展につながります。

〜図書教材新報vol.123(平成27年7月発行)巻頭言より〜